<関西・大阪出張撮影 フォトグラファーたけだ ちさ>
2020年2月撮影
雪の散らつく、とても寒い1日の取材。
甲kinoe (きのえ)https://www.kinoe-kyoto.com/ の着物地を使ったオリジナルの羽織に使用する生地染色の過程や会社の撮影をさせて頂きました。
大正12年創業、老舗小紋染め屋の服部染工株式会社。
『スクリーン㮈染(なせん)』で今回の商品生地を染色されています。
生地を板に貼り、スクリーン版を何度も重ねて模様を描いていきます。
一柄刷り終えると大きな換気扇が回り乾燥を早め、素早く版を洗います。
膨大な数のスクリーン版。
『機械ローラー捺染』
ローラー保管部屋
もの作りの現場がとても好きで、実家も工場なので落ち着き愛着を感じます。
どんな風に作られているか、どんな過程で作られているのかを伝える撮影をライフワークのひとつにしたいとずっと考えていました。
良い機会を頂きまして感謝致します。
丁寧に染められた反物は別の会社での蒸し加工され(色定着のため。これをしないと染料が落ちます)、着物ではなくオリジナルの羽織に仕立てられます。
詳しくは甲kinoe (きのえ) のページからご覧下さいませ。
掲載されている商品のモデル撮影もさせて頂きました。
出来上がった羽織についてもこちらのブログに掲載予定ですので、また機会がありましたらどうぞご覧下さい。
甲kinoe (きのえ) https://www.kinoe-kyoto.com/
#フォトグラファーたけだちさ #https://www.chisartphoto.com/
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